FX初心者が陥りやすい10の失敗パターン
FXを始めたばかりの方が必ずと言っていいほど経験する失敗パターンをまとめました。
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ポチポチ病
症状
- チャートを見るたびにエントリーしたくなる
- ポジションを持っていないと落ち着かない
- 「今エントリーしないと乗り遅れる」と焦る
原因
- 「トレード回数=利益」という誤解
- ポジションを持つことで安心感を得ようとする心理
対処法
- 1日のエントリー上限を3回までと決める
- エントリー前に必ず根拠を紙に書き出す
2 / 10
オーバーレバレッジ
症状
- 1回のトレードで資金の10%以上をリスクにさらす
- 「大きく張らないと意味がない」と考える
- 少しの逆行で大きな含み損を抱える
原因
- 「早く稼ぎたい」という焦り
- 複利の力を過大評価している
対処法
- 1回のリスクは資金の1〜2%以内に抑える
- ポジションサイズ計算を習慣化する
3 / 10
損切りできない病
症状
- 含み損を見て「戻るはず」と祈る
- 損切りラインを何度もずらす
- マイナスのポジションを放置する
原因
- 損失を確定させたくない心理(プロスペクト理論)
- 損切り=失敗という思い込み
対処法
- エントリー前に必ず損切りラインを決める
- OCO注文で自動的に損切りを執行する
4 / 10
FOMO(乗り遅れ恐怖症)
症状
- 急騰・急落を見て慌ててエントリーする
- 「このチャンスを逃したら終わり」と感じる
- SNSで他人の利益報告を見て焦る
原因
- 「機会損失」への過剰な恐怖
- 他者との比較による焦り
対処法
- 「相場は明日も明後日もある」と唱える
- SNSの利益報告は見ない・ミュートする
5 / 10
リベンジトレード
症状
- 損切り直後に「取り返そう」とすぐエントリーする
- 負けた通貨ペアに固執する
- ロット数を増やして一発逆転を狙う
原因
- 損失を認めたくない心理(損失回避バイアス)
- 「この相場に負けたくない」というプライド
対処法
- 損切り後は必ず30分〜1時間休憩する
- 1日の最大損失額を決め、到達したらその日は終了
6 / 10
聖杯探し
症状
- 「必勝法」を求めて情報商材を買い漁る
- 新しい手法を見つけると今の手法を捨てる
- 勝率100%の方法があると信じている
原因
- 「勝てないのは手法のせい」という責任転嫁
- 楽に稼ぎたいという願望
対処法
- どんな手法も勝率50〜60%程度と理解する
- 1つの手法を最低3ヶ月は継続検証する
7 / 10
指標ギャンブル
症状
- 重要指標の直前にポジションを持つ
- 「どっちに動いても大きく取れる」と考える
- 指標結果を予想してエントリーする
原因
- 「大きく動く=稼げる」という誤解
- ボラティリティとリスクを混同している
対処法
- 重要指標の30分前にはポジションを閉じる
- 指標後の値動きが落ち着いてからエントリー
8 / 10
全賭け(フルベット)
症状
- 「ここぞ」という時に資金の大半を投入
- 「自信がある時は大きく張る」と考える
- 1回のトレードで資金が半分以下になった経験
原因
- 「大きく張れば大きく稼げる」という単純思考
- 過去の成功体験への過信
対処法
- どんなに自信があっても1回5%以内
- 連勝しても徐々にしかロットを上げない
9 / 10
チャート中毒
症状
- 1日に何十回もチャートを確認する
- スマホでも常にチャートをチェック
- 食事中や会話中もチャートが気になる
原因
- ポジションを持っていると気になる
- 「今見ないとチャンスを逃す」という恐怖
対処法
- チャート確認は1日3回までと決める
- アラート機能を活用する
10 / 10
ルール破り
症状
- 自分で決めたルールを頻繁に破る
- 「今回だけ特別」と例外を作る
- ルール通りにやると勝てないと感じる
原因
- ルールへの信頼・確信がない
- 感情が判断を上回っている
対処法
- ルールを紙に書いて見える場所に貼る
- ルール違反時は1週間トレード禁止などペナルティを設ける
総合チェックリスト
このガイドの重要ポイントを確認しましょう
- 今日のエントリー回数を記録しているか
- 1トレードのリスク率を計算しているか
- 全てのポジションに損切りラインが設定されているか
- 成り行きエントリーの割合を把握しているか
- 損切り後にクールダウン時間を設けているか
- 過去1年で何回手法を変えたか把握しているか
- 今日の重要指標を把握しているか
まずはデモで感覚をつかむ
本番前にデモ口座で練習することで、ルールを守りながらトレードする習慣が身につきます。
※ 投資にはリスクが伴います。余裕資金で行いましょう。
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当サイトの情報は一般的な情報提供を目的としており、投資助言ではありません。投資判断は自己責任で行ってください。